えー、細かいようですが(今更なんでしょうが)、組織Qにおける

ちょっとした要素としまして、Qの各大型艦の艦内の和風町並の適当な箇所には

これまた和風な霊廟然とした建物型の大型コンピューター(一応

そこの管理官達の居住区も兼ねる)が建っており、各小型艦の艦内や

各秘密基地の基地内の幾つかの部屋には仏壇型のコンンピューターが

設置されており、それらも例のネットワークシステムで全て繋がっていて

そこには死亡したQ構成員達が「生前の各種情報の登録」という形で

祀られているとします。また、例のネットワークシステムや

例の小型装身具型装置が採用されるのならば、これらを介して

シルバーレイン的な残留思念に対して本当に何か働きかける事が可能ともします。

 例のネットワークシステムや そこから関連してくる各種機能等が不採用と

された場合は、霊廟然としたのが建てられているのはQ総旗艦だけで(採用版

と違って、総旗艦以外にも造ると各秘密基地や各量産艦の放棄に際して

後ろめたさが残る人もいるであろうがため)、靖国神社から

第二鳥居よりも前側の敷地を全て削ってから、庭類が占める面積を減らして

その分だけ本殿などの各種建物(型コンピューター)を

大きく(広く)したという、ネットワークシステム類が

採用されたパターンのよりも大規模な代物となっており

Q総旗艦以外からは、Qの各艦や各基地から そこに所属していた構成員の死亡と

その構成員の生前の各種情報が、そこの管理官達に報告および提供されて

建物型コンピューターに登録して祀るという手順が踏まれているとします。

また、こちらでは仏壇型コンピューターに関しては

Q総旗艦に所属していない者の個人申請によって申請してきた構成員の元に

ミニ仏壇型のコンピューターが一人につき一台のみ支給されるのみで

後は自分で祀りたい者の生前の各種情報を登録して個人的に祀って供養する

という仕組になっているとします。

 それと、上記のネットワークシステム類が不採用だった場合限定で

各秘密基地には、ミニ仏壇型コンピューターの製造工場が、

比較的大型の艦の艦内にも微小規模ながらも同じ物の製造工場が

備えられているともします。

 

 一応、『ゴースト』とか『転生者』とかがリアルに実在するような世界ですので

そういうのが気になる構成員達が、亡くなった戦友とか(一応、ペットとかも)の

供養を行えるように気休め程度にでもと こういうのが造られており

悪役とはいっても、こういう気配りが出来るという

Q総統の人柄を表現するための要素にもできる筈です。

ぶっちゃけ、味方だった者達の残留思念でまでゴーストに発生されたら

作戦遂行の障害になりかねないので

ゴースト発生の元となる残留思念を供養によって除去できてるかな程度の

気休めの為に造られている……という側面もあるのでしょうが。

 なお、全人間系構成員は、例のネットワークシステムなどが採用された場合は

全ての霊廟型や仏壇型のコンピューターに(一つに登録すればネットワークを

通じて自動的に全てに登録される)、不採用だった場合でも

Q総旗艦の霊廟型コンピューターにだけには死んだら必ず無条件で

生前の各種情報が登録して祀られる制度になっているのですが

侵魔系構成員は人間系構成員と違って

死んでもゴーストの発生には(たぶん)影響しないので

いずれにせよ侵魔系構成員ならば生前に「登録『予約』」を

自ら申請しておいた者か、または申請していなくても

Q総統の御気に入りの侵魔系構成員だったかでなければ(例の

ネットワークシステムの不採用版のミニ仏壇型での個人的なのを除いて)

登録して祀られる事はないとされているとします。

 

 Qでは、死ねば すぐに跡形もなく自動的に肉体が消滅する侵魔系構成員を

除いて、死者は火葬の散骨(水葬か宇宙葬)とされているので

墓の類は作らずに、全て上記のように

霊廟型および仏壇型のコンピューターに登録して集合的に慰霊する制度に

なっているとします。

よって、Q総旗艦を含めた艦内に和風町並を持つ

比較的 大型な艦は艦内に火葬場(霊安室兼用)となる建物が建てられており、

艦内に町並を持たない比較的 小型な艦の艦内と各秘密基地内には

適当な箇所に霊安室と火葬室が設置されているとしまして、

病死者は勿論のこと、事故死者や戦死者のうち それなりに原型の保った遺体を

回収できた場合は、それらを上記の設備で火葬にしているとします。

 

 

 二回目の提案の時に、ゴースト専用の吸収捕獲術式と

人間用の捕虜収容空間発生術式があるとかって言いましたが

あれが採用されるにせよ不採用になるにせよ、

Q総旗艦の艦内の和風町並の中には、伝馬町牢屋敷然とした屋敷が建っており

そこは捕虜だけではなく、軍規(?)を犯したQ構成員も収監される事と

なっている場所があるとしますが、Q総旗艦以外の 艦内に町並を持つ

比較的 大型な艦の物は、艦の大きさからくる町並の規模に合わせて

小規模化させた代物となっているとします。

また、艦内に町並を持たない比較的 小型な艦の艦内の物は

大店の店内の座敷牢然とした代物となっていて、

各秘密基地内の物は比較的オーソドックスな代物となっているとします。

 それと、艦内に町並を持つ比較的 大型な艦の艦内には

和風町並の中に自身番然とした建物も建っており、そこには軍紀違反を犯した

Q構成員のみが収監される事となっているとします。

 ちなみに、例のネットワークシステム類が採用にせよ不採用にせよ

これらの収監設備には、小型霊廟型(町並持ち艦の牢屋敷)または

仏壇型(町並なし艦の座敷牢と秘密基地の)のコンピューターが併設されていて

獄死した捕虜は そこに登録される事になっているとします(ただし、例の

ネットワークシステム類が不採用な場合は、獄死した軍紀違反者は原則として

前述の ちゃんとしたQ構成員用の霊廟型コンピューターに

登録される事となっている)。

 

 Q総旗艦の艦内には江戸北町奉行所然とした憲兵司令部が建っているとします。

ちなみに、艦内に和風町並を持つ比較的 大型の量産艦にも

憲兵の詰所兼居住区としての建物が建っていますが、こちらは主に

上記のQ総旗艦の物を艦の大きさからくる町並の規模に合わせて小規模化させた

代物となっているとします。

 

 Q総旗艦を含めた、艦内に和風町並を持つ比較的 大型の艦の医務室は、主に

大店然とした建物内部の ほぼ全体が診療所然とした造りになっているとします。

 

 Qの各艦艇の武装とエンジンは、現代の軍艦と同じく

コンピューター制御によって全て艦橋から操作する仕様になっており

砲側や発射管側のオペレーターや機関員などは、砲やエンジンの維持・監視を

行うためにいるようなモノであるとします。

 ちなみに、Q総旗艦を含めた、艦内に和風町並を持つ比較的 大型の艦の場合

主に、発射管室の出入口が表長屋や大店の出入口然とした造りになっていたり

砲塔直下の建物の階層が砲塔まで繋がっている構造になっていたりするとします。

 

 

 Qの各メカ(基地類を含む)には、設計段階から

除霊建築士のQ構成員に協力してもらって、

来訪者-(野良)ファンガスやメガリスゴースト(の寄生)に対して

非常に強い抗耐性(抗菌性?)を持つように設計されているとします。

 また、以前に例の小型装身具型装置によって来訪者-ナイトメアへの

耐性が上がるとかって言いましたが、例の小型装身具型装置は おろか

例のネットワークシステムまで不採用だった場合でも

Qの各メカ(基地類を含む)は、やはり除霊建築士なQ構成員に

協力してもらって、その内部に居る間(寝泊まりしている間)は

誰であろうとナイトメアらへの耐性が飛躍的に上昇するように

設計されているともします。

(ただし、既にナイトメア適合者やファンガス共生者なQ構成員に

 宿っているナイトメアやファンガスおよび

 能力者系構成員の使役ゴーストに対しては悪影響が出ないようにも

 ちゃんと計算されて設計されているともします)

 

 

以前に『小説家になろう』の方への感想に書いた際に

それから、 http://jssdf.org/u/img/ke0164.xxx はアルカディアの方の

 感想掲示板に貼ってある最新の要項なのですが、これに書いてある

 >それと、できればQの全メカは、あくまでも全て非人型機で

 >統一した方が良いのではないかと思いましたので

 という記述については撤回いたします。」

と書き込みましたが、あれは、あくまでも人が搭乗して操縦する有人機に

限っての事でという意味でしたので、だから、あくまでもQ側では

戦闘用だろうが非戦闘用だろうがアンドロイド類などのような

完全自律行動型の無人機の類は一切 開発生産されていないという事に

しておいて頂ければ本当に非常に心から幸いです。

 

 

一応、Qは現代のドイツみたく、軍刑法っぽいモノだけを定めておいて

軍法会議的な機関は敢えて設置していないとします。

 

Qでは、メガリスゴースト-黄金の林檎 対策として、Qの設備やメカ内に

剥製類を持ち込む事やQ構成員が剥製類を作ったり所有する事を禁止に

しているともします。