組織Qの、型月系の死徒についての対応なのですが

まず、例の小型装身具型装置は 普通は腕輪型や指輪型や足輪型や

首飾り型などのように、(世襲的相伝などの『使い回し』がし易いように)簡単に

着脱可能な形状となっているとします。それで

既に死徒な状態でQに志願してきた者や、不慮の事態によって図らずも

治療が間に合わずに生きたまま完全に死徒になってしまったQ構成員には

必ず、もう一つ、機械的に術式を組み込んだ「『首ピアス型』の装置」が

支給される事になっているとします。これは一度 付けたらすぐ自動的に

装着吸血鬼の肉体と同化するため、一応は二度と外す事は不可能なのですが

これの機能によって、不老性や頑強な肉体や身体能力や

吸血行為による傷の再生や一時的なパワーアップなどの

吸血鬼ならではの優良な特性を残しつつも、

肉体の維持に血液を必要としないようにしてやって吸血衝動も無くさせ

更に、吸血鬼特有の各種弱点も自動的に克服されるように

してやっているとします。

ただし、これを付けると、他の種族を吸血鬼化させる力が

完全に一切 失われてしまうのに加えて、不老である事には変わりはないのですが

殺されたり自殺したり事故死したりすれば普通に死ぬのは当然としても

個人差によるものの、理論上は首ピアスを取り付けてから大体 一千年強の

肉体的な寿命を生じさせてしまうという副作用があるのですが

これについては後述の「支配層側の『人口過剰増加』」や

「首ピアス型装置の製造費と再編成を行う手間が増える」という事を懸念して

敢えて改善していないとします。ただ、これまた理論上は

「寿命が尽きる際には、肉体が崩壊して死ぬのではなく、

 寿命が後もう少しまで近づくと、少しずつ怠惰感と意識の薄れが

 生じてきてから眠るようにして絶命し、肉体の崩壊は

 完全に死にきって何も感じなくなってから起こる」

となっているので、敢えて改善していない事には、その理由を必ず

末端構成員にも しっかりと説明してあるので

吸血鬼な構成員達も全員が納得して、不満も一切 出ていないともします。

ただし、この首ピアスを持ってしても日光に対してだけは微妙で、

日光で肉体の崩壊などは全く起こらないものの、直射日光に照らされると

個人差によるが軽めな眩暈を生じがちであり、更に

日光に照らされている間だけは、身体能力と吸血による回復力などが

若干ながら低下しがちだともします。

また、この首ピアス自体が事実上の新たな弱点と化してしまっており

これを強引に外したり破壊されたりすると、そのまま絶命してしまうのですが

それも理論上は

「首ピアスが外れたり破壊されたりすると、怠惰感が生じて

 意識が刈り取られていくような感じで絶命し、肉体の崩壊は

 完全に死にきって何も感じなくなってから起こる」

となっているので、これに関しても特に不満は出ていないとします。

 この首ピアスは、シルバーレイン系やナイトウィザード系の吸血鬼には

支給されていないと(暫定的に)しておくのですが、不慮の事態によって

ネギま系の吸血鬼となってしまったQ構成員や、

Qに志願してきた時点でネギま系吸血鬼な者に対しても

吸血鬼的な各種弱点類をすぐに克服させてやるために支給されており、

効能と副作用と欠点は前述の死徒に施されている物と全く同じとします。

 一応、この首ピアスも、例のネットワークシステムに

常に自動的にリンクされるように作られているとしておきまして、そして

その例のネットワークシステムによる、装着吸血鬼への

制裁用(統制用)としての遠隔操作式弱放電機能や、

例の(首ピアス型じゃない方の)小型装身具型装置側と

連携しての、例の極微量プラーナ自動吸収転送供給機能も

搭載されているとします。

また、後述の小型装身具型装置に関しての事に書いてある機能のうち、

装着女性吸血鬼が妊娠した胎児への遺伝子疾患類発生と奇形化類の絶対回避、

見えざる狂気やメガリスゴーストの 大帝の剣 や 天女の羽衣 の影響を

問答無用で無効化、メガリスゴーストの 竜宮の玉手箱 への超強力耐性、

来訪者-ナイトメアを絶対に受け付けないなどの機能は、首ピアス単体にも

備わっているとします。

 ちなみに、不慮の事態によって死亡してから死徒となってしまったQ構成員に

ついては、まず、wikiには型月の死徒に関する記述として

>吸血による死徒化の過程は次の通り。

>素質ある人間の死体の脳髄が溶けて

>魂が肉体に完全に“固定”された「食屍鬼(グール)」の状態となり、

>その後数年かけて他の遺体を喰らい続けることにより

>腐敗した血肉を補った「生きる死体(リビングデッド)」になり、

>「生きる死体」がさらに数年かけて人間だった頃の知性を取り戻して

>はじめて「吸血鬼」となる。ただし、特に資質に恵まれた者であれば、

>短期間で吸血鬼となる場合もある。

と、あるのですが、例の(首ピアス型じゃない方の)小型装身具型装置らの

機能などによって、(Qに所属していない)型月系吸血鬼に襲われて

死亡したQ構成員のうち、その遺体が焼却などで処分されないうちに

死徒化の兆候が感知されはじめた者には、自動的かつ強制的に

術式が(遠隔的を含めて)作動し、その対象者に暗示のようなモノも掛けられて、

対象者が食屍鬼などの状態となって蘇生しても、口や胸を

少し動かしながらの呼吸(?)や寝返りをうつなどの、端から見ると

人間の一般的なノンレム睡眠状態に見えるような行動を取るように

なりつつも それだけで、それ以上の行動……つまり、目を開けたり這ったり

起き上がって動き出したりなどの行動は絶対に起こさないようになり、

更に、肉体の腐敗速度が通常よりも

ずっと遅くなるという仕組みになっているとします。

それから、その対象者に前述の首ピアスを取り付けて

適当な基地内や艦艇内の 例の人間用捕獲空間(捕虜用と違って

精神衛生の為の夢見せ機能付き)に入れてから、(一応、遠隔操作的に)術式を

解除して起きて動き回れるようにしてやってから、その対象者が

既に「吸血鬼」な段階にまで達していたのならば捕獲空間内から出してやって

現役復帰させて、対象者が未だ「食屍鬼」か「生きる死体」な

段階だったのならば、捕獲空間内部に捕虜や死刑囚の死体とか輸血パックとかを

送り込んで与えてやるなどして完全に吸血鬼(死徒)な段階に

至るのを待つのだとします。

なお、上記の対応のうち、首ピアスの取り付けと それ以降からの対応が

施されるのは、遺体を普通に回収できたか、または

死徒化しつつあるらしく且つ再回収が容易そうなQ構成員に対してのみであって、

遺体を回収できなかった上に、例え死徒化しつつあったとしても再回収は

難しいだろうと判断されたか、または既に遺体が

焼かれたり潰されたりしていたような場合のQ構成員については

仕方がないので諦めるとしています。

 それと、首ピアスの各種機能のうち、純粋に吸血鬼関連な事に対する

各機能は、装着者が完全に「吸血鬼」化しているのを感知する事で

完全な効果が出るのであって、「食屍鬼」や「生きる死体」な段階な者に付けても

肉体の維持や完全に吸血鬼な段階に至るまでに必要な屍肉や血液の量を

可能な限り減らしてやりつつ、吸血鬼的弱点に晒されても

それに耐えられる時間をそれなりに伸ばしてやる程度の効果しか

出ないとします(勿論、装着した食屍鬼らが完全に吸血鬼な段階に

至ったのならば、それを感知して、本来の機能を完璧に発揮するようになる)。

ただ、他種族を吸血鬼化させる能力が失われるという副作用については別で、

首ピアスを付けたのが食屍鬼などの段階だったとしても

その時点から既に他種族を吸血鬼化させる能力が全く失われるとします。

また、食屍鬼などの段階から首ピアスを取り付けた者の場合は

大体 一千年強の肉体的寿命を生じさせるという副作用の現れ方が少し違い、

首ピアスを取り付けた時点からではなく、完全に吸血鬼な段階に至った時点から

大体 一千年強の肉体的寿命が生じるという現れ方をするのだとします。

 このような行為と技術に対して不満が全く上がっていないのは

Qに所属している吸血鬼は、吸血鬼化してから年月の浅い者達ばかりなので

自分が吸血鬼である事への こだわりが殆ど無く

寧ろ人間だった頃への未練の方が強い者達ばかりだからであり、

はっきり言ってQは、型月系真祖や原初の吸血鬼(シルバーレイン系)を

含めた年期の入った吸血鬼らとは敵対している(一応、ナイトメアビースト

とも若干ながら消極的に)と言っても過言ではないとします。

あと、生まれながらの吸血鬼なのであろう

貴種ヴァンパイアとかのQ構成員の場合は、リオン(ボツった場合はアゼル)や

Q総統のカリスマ性に惹かれて、Qに志願してきた

超ド若手な貴種ヴァンパイアとかばかりなのだとしておきます。

 

 

例の(首ピアス型じゃない方の)小型装身具型装置らの機能などによって

非吸血鬼なQ構成員達は、生きている状態でならば常に自動的に

生きたまま吸血鬼化が徐々に進行していくタイプのだった場合のみ

完全に吸血鬼化するまでの変化速度が

通常より大幅に遅くなる仕組になっているとします。

 また、この小型装身具型装置には他にも、以前に提案した各種機能に加えて

装着対象者(Q構成員)が、メガリスゴーストの 大帝の剣 や

天女の羽衣 を手に取ったりとかしても、そのメガリスゴーストからの支配などを

絶対に受け付けないようにしたり(Q総統のように逆に支配して

使用したりとかは無理)、装着対象者がメガリスゴーストの 竜宮の玉手箱 に

吸い込まれたとしてもリビングデッドに変えられないようにしつつ

すぐに自力で脱出できるようにする機能や、地縛霊が潜んでいる場所を

即座かつ自動的に感知したり、装着対象者が見えざる狂気の影響を

絶対に受けないようにしたり、来訪者-ナイトメアを絶対に受け付けないように

したりする(装着対象者がナイトメア適合者でもある場合は

その者のナイトメアに悪影響が出ないように

ちゃんと計算されて作られている)などの各種機能も搭載されており、更に

装着対象者が女性だったならば、その者が妊娠した場合は自動的に

その胎児に遺伝子疾患類や奇形化類が絶対に起きないようにさせるための術式も

組み込まれているともします。あとは、例のネットワークシステムによる

装着対象者への制裁用(統制用)としての遠隔操作式頭痛誘発機能も

搭載されているとも一応しておきます。

 

 

組織Qは、前述のようにネギま系吸血鬼や死徒なQ構成員達に支給している

首ピアスの副作用である、他種族を吸血鬼化させる能力が

完全に失われてしまったり、肉体的寿命を生じさせてしまっている点を

敢えて改善しようとしなかったり、

例の(首ピアス型じゃない方の)小型装身具型装置の機能などによって

生きたまま徐々に吸血鬼化していくタイプな場合のみ

完全に吸血鬼化するまでの変化進行速度を大幅に遅くしていたり、

以前に提案した例の「遠隔操作式リミッター」によって

貴種ヴァンパイアやナイトウィザード系吸血鬼などのように

前述の首ピアスの装着が必要ないような吸血鬼種なQ構成員達の

他種族吸血鬼化能力を、限定解除を申請して

一時的に使えるようにしてもらわない限りは基本的に

使えないようにしておいたり、

不慮の事態によって図らずも生きたまま吸血鬼化していく事となってしまった

非吸血鬼なQ構成員には、すぐに治療薬を使って完治させるようにしたり、

何より、他のQ構成員から吸血したりとかして吸血鬼化させたりとか

他のQ構成員に魔術をかけて吸血鬼(主にネギま系真祖)に変えたりとか

人材スカウトの際に、吸血鬼化させる事を前提で

Qに人材をスカウトしてきたりする事とかを禁止しているとするのですが、

その理由は、Qでは(侵魔系を除いた?)構成員達には

世襲的特権家格を約束しているため

いずれQが本当に世界征服を達成してからの事も長い目で見ると

Q構成員の中から不老不死や準不老不死や超長命な者を乱発させると

 『将来的な支配層側の人口過剰増加』が馬鹿ならないかもしれない」

という懸念があるからだとします。

また、

「一人のQ構成員が非吸血鬼種族から死徒や従属種ヴァンパイアなどの

 吸血鬼類へと変化してしまう事で、その構成員の配属所での

 『安定した部隊機動が損なわれてしまう』ような事があったのならば

 そのために一々 構成員の配属先を変えるなどして

 再編成を行わなければならなくなるという手間を省くため」

でもあるともします。

ちなみに、これらの事柄も、その理由を必ず末端構成員にも

しっかりと説明してあるので、構成員達も全員が納得して

この事への不満も一切 出ていないともします。

 

 

 

一応、例のネットワークシステムが採用された上で

可能そうならば、例のネットワークシステム類らによって

Q構成員のうち、誰が完全に吸血鬼化

または生きたまま徐々に吸血鬼化が進行しているかしていないかとか、

誰が どの種類の吸血鬼になっているかとか、

化している吸血鬼の種類が死徒かネギま系だった場合は、そのうち

誰が既に前述の首ピアスをつけてもらっていて

誰が未だに付けてもらっていないかとかなどが

しっかりと把握できるようになっているとしておいて頂ければ幸いです。

 

 

 

組織Qは、前述のようにネギま系吸血鬼や死徒なQ構成員達に支給している

首ピアスの副作用である、他種族を吸血鬼化させる能力が

完全に失われてしまったり、肉体的寿命を生じさせてしまっている点を

敢えて改善しようとしなかったり、

例の(首ピアス型じゃない方の)小型装身具型装置の機能などによって

生きたまま徐々に吸血鬼化していくタイプな場合のみ

完全に吸血鬼化するまでの変化進行速度を大幅に遅くしていたり、

以前に提案した例の「遠隔操作式リミッター」によって

貴種ヴァンパイアやナイトウィザード系吸血鬼などのように

前述の首ピアスの装着が必要ないような吸血鬼種なQ構成員達の

他種族吸血鬼化能力を、限定解除を申請して

一時的に使えるようにしてもらわない限りは基本的に

使えないようにしておいたり、

不慮の事態によって図らずも生きたまま吸血鬼化していく事となってしまった

非吸血鬼なQ構成員には、すぐに治療薬を使って完治させるようにしたり、

何より、他のQ構成員から吸血したりとかして吸血鬼化させたりとか

他のQ構成員に魔術をかけて吸血鬼(主にネギま系真祖)に変えたりとか

人材スカウトの際に、吸血鬼化させる事を前提で

Qに人材をスカウトしてきたりする事とかを禁止しているとするのですが、

その理由は、Qでは(侵魔系を除いた?)構成員達には

世襲的特権家格を約束しているため

いずれQが本当に世界征服を達成してからの事も長い目で見ると

Q構成員の中から不老不死や準不老不死や超長命な者を乱発させると

 『将来的な支配層側の人口過剰増加』が馬鹿ならないかもしれない」

という懸念があるからだとします。

また、

「一人のQ構成員が非吸血鬼種族から死徒や従属種ヴァンパイアなどの

 吸血鬼類へと変化してしまう事で、その構成員の配属所での

 『安定した部隊機動が損なわれてしまう』ような事があったのならば

 そのために一々 構成員の配属先を変えるなどして

 再編成を行わなければならなくなるという手間を省くため」

でもあるともします。

ちなみに、これらの事柄も、その理由を必ず末端構成員にも

しっかりと説明してあるので、構成員達も全員が納得して

この事への不満も一切 出ていないともします。

 

 一応、自分の主観では型月系とネギま系以外の各種吸血鬼(および

シルバーレインの各種来訪者)は、人間よりは長命ながらも

普通に肉体的寿命が存在するものだと判断しております。

ただ、ナイトウィザード系吸血鬼の場合は、元が人間とかだった場合は

普通に寿命が存在するのだが

侵魔な吸血鬼の場合(要するに「クラス-吸血鬼」な侵魔)は

寿命が存在しないモノなのだと判断しております。

 なお、元が人間とかのナイトウィザード系吸血鬼に関して、

前回に作者様が説明してくださった

彼等の発生起源は突然変異のようなものなので

という点については

ネギま系真祖(親吸血鬼はいないけど、あくまでも「元・人間」)の

自然発生バージョンのようなモノだと解釈しております。また、wikiには

ナイトウィザード系の吸血鬼についての記述に

>人の生き血を吸って生き長らえる

と、書いてあるのですが、あれは

寿命以外で(怪我などで)死にそうになっても、人間の血(プラーナ?)を

吸うことで自らの重態を即座に自己治癒させて、

寿命以外での死亡しうる要因から生き長らえる事が可能だという意味なんだと

(強引に)解釈しております。

 それと、シルバーレインの貴種ヴァンパイア(原初の吸血鬼もかな?)は

先天的に吸血鬼的な特性を備えた(魔法世界のに近い)亜人種なのだと

認識しております。

 

 あと、これまた自分の主観では、シルバーレイン系とナイトウィザード系の

吸血鬼は、吸血行為によって傷の回復や一時的なパワーアップが可能だが

肉体の維持に血液が必要だったり、吸血衝動や各種吸血鬼的弱点は

無いものだと判断しているのですが、もし、作者様の主観で

シルバーレイン系の貴種ヴァンパイアと従属種ヴァンパイアや

ナイトウィザード系(侵魔のではなく、元が人間とかな)吸血鬼にも

死徒的な吸血衝動や吸血鬼的弱点があると判断なされているのでしたら

前述の首ピアス型装置をシルバーレイン系とナイトウィザード系の

吸血鬼なQ構成員にも、支給してやりつつ、

作者様の方で、肉体的寿命も存在しないだろうと判断された場合は

前述のように、首ピアスを取り付けてから

一千年強の寿命を生じさせてしまう等の各種副作用等も

しっかりと発現するという事にしておいて頂ければ幸いです。

 なお、ナイトウィザード系のクラス-吸血鬼な侵魔に関しては

吸血衝動的なモノは特になさそうですが、吸血鬼的弱点を有していた場合でも

これにだけは首ピアスが支給される事はなく、普通に

弱点類に晒されてしまう場所には行かせないようにしているだけ

としておいて頂ければ非常に幸いです。